盛岡市の仙北中(菅井雅之校長、生徒702人)は28日、新聞記者らを講師に招き新聞講座を開いた。1年生と3年生のそれぞれ約240人が、紙面の読み方や製作の過程、取材方法など新聞の成り立ちや新聞社の仕事について学んだ。

 県内に拠点を置く新聞社・通信社や教育機関で組織する県NIE協議会(会長・田代高章岩手大教授)の加盟社から派遣された7人が講師を務めた。

 1年5組では共同通信社盛岡支局の永井一義支局長が同日付の岩手日報を使い、見出しが記事の「要約」となっていることを説明。「新聞はどこから読んでもいいし、全部読まなくてもいい。興味のある記事を見出しで探して、詳しく読むことでみなさんの役に立つ情報が得られる」とアドバイスした。

 米沢秀太さんは「新聞は1ページに8千~1万字載っていると聞いて驚いた」、鈴木愛佳さんは「見出しやリードにニュースがまとめられていて、読者のことを考えていると思った」と理解を深めていた。

 同校では、全学年が朝学習で新聞スクラップを行うなどNIE(教育に新聞を)に取り組んでいる。今回の講座は総合的な学習の一環で、生徒らは持続可能な開発目標(SDGs)や東日本大震災について学習した成果を個人新聞にまとめる予定だ。