八幡平市は18日、同市西根寺田の市営七時雨(ななしぐれ)牧野で、長期不受胎牛の自然交配試験事業を始めた。市内の黒毛和種の繁殖親牛を種雄牛とともに放牧し、受胎を促す。

 トラックで黒毛和種の雌4頭と種雄牛1頭が緑広がる牧野に続々到着。市の担当者らが1頭ずつ消毒や予防接種を行い、約20ヘクタールの試験牧区に放つと、牛は気持ちよさそうに歩き回った。

 試験事業には計4戸が参加。今後、雌2頭が加わる。約50日の経過観察後に妊娠鑑定を行い、受胎が確認された牛から退牧させる。