2021.05.19

県内、スマート林業広がる ドローンで調査省力化

 県内で、小型無人機(ドローン)や情報通信技術(ICT)を使った「スマート林業」が広がりつつある。全国では戦後に植林された木が利用期を迎えているが、本県を含め、担い手不足や高齢化で手入れが行き届かない山がある。生産性と価格競争力を高めて担い手確保につなげ、データを集約し共同利用することで森の適切な管理も促す。

 一戸町鳥越の山林の上を小型ドローンが飛ぶ。地元で育林や製材を手掛ける柴田産業(柴田君也社長)が、現場の状況を調べるため導入した。10ヘクタールなら、これまでは現地に足を運び半日を要したが、今は15分程度で済む。データは週1回の会議で示し、木の分布や林道・作業道の広がりなどを写真で確認できる。
 樹種や本数、長さなどを一括計測できる機体も試験導入し、一層の省力化を目指す。柴田社長(49)は「技術で林業をもり立て、地域でお金が回る仕組みをつくる」と展望する。

・・・(以下、略)・・・