2021.05.16

岩神山、兜明神岳(宮古市)=5月16日

岩神山からの眺望はお預け

報告:岩手日報社 編集局 八重樫卓也

兜明神岳山頂からの眺望

 午前10時前、区界高原ウォーキングセンターを出発。薄紫色にアズマギクがちょうど見頃を迎えている赤松広場を抜け、まず見晴山(937メートル)を目指しました。登山道脇にはシナノキの大木、冷たい水がわき出るかぶと清水や、約70キロ先の宮古湾に注ぎ込む閉伊川の水源地など見所もあります。コース両脇はニリンソウが今が盛りと咲き乱れ、白く愛らしい花弁が風に揺れていました。ゆっくり歩いてきたため岩神山(1102メートル)山頂には約2時間で到着。天候はいまひとつだったため、残念ながら眺望は望めませんでした。

 続いて、兜明神岳(1005メートル)へ向かいました。かぶと山荘、かぶと広場付近には、濃いピンク色のヤマザクラがまだ咲いていました。ここから頂上までは約200メートル。10分程度で最後の難関である岩場にたどり着きます。かぶと形の頂点へ、岩の突起を足掛かりに一歩一歩。祠がある頂に着き、麓を見下ろすと、視界が広がっていました。あいにく栗駒山や焼石岳などの遠望は無理でしたが、近くの山並みや、麓の眺望が素晴らしく、しばし達成感に浸りました。

今が旬のアズマギクの群落
閉伊川の水源地
兜明神岳山頂にある祠
気品を感じさせるミヤマエンレイソウ
登山道脇に咲き誇るニリンソウ
霧がかかった岩神山山頂