宮古市本町の旧東屋(あずまや)酒造店で仕込みに使われた井戸の整備を進める有志団体・呼び水プロジェクト(有坂民夫、菊池慶子共同代表)は15日、同店跡地で井戸開きを行った。「あかしの井戸」と名付け、災害時の水源や集いの場として活用する。

 井戸は高さ60センチ、外径1・7メートルのコンクリート製で、底が見える透明なアクリル板のふたを用いて開放感を演出。オンライン参加を含む25人ほどがお披露目に立ち会った。

 整備を支援した同市末広町の山清商店の山崎由紀取締役(57)は「東日本大震災で水の大事さを実感した。井戸をきっかけに町を歩く人が増えてほしい」と期待した。