岩泉町岩泉の泉金酒造(八重樫義一郎社長)は13日、製造した日本酒を同町の龍泉洞内に搬入した。天然の冷蔵庫で熟成させる独自の取り組みは今年で7年目。従業員らは秋の仕上がりに思いをはせながら作業を進めた。

 マスクを着用し、洞内に大型扇風機を設置して換気効果を高めるなど感染防止策を講じ、龍泉洞トンネル出口から230メートル奥の貯蔵所に日本酒を搬入。龍泉洞の水で仕込んだ純米吟醸酒1.8リットル入り420本、720ミリリットル入り2505本を収めた。

 洞内は年間を通して気温が10度前後で、紫外線の心配もなく保存に適している。熟成によってまろやかで奥深い味わいに仕上がる。