八幡平市柏台の柏台小(田村勝校長、児童36人)の5、6年生13人は10日、松尾鉱山があった「緑ガ丘地区」について調べる学習を開始した。かつて「雲上の楽園」と呼ばれた地域の移り変わりを調査し、最終的には壁新聞を作成。学ぶ意欲を高めながら地域愛を育む。

 同日は過去の資料を活用した学習を展開。1964年ごろに同地区にあった交流施設や病院、学校の写真と、当時住んでいた人が作製した絵図を見比べて位置を確認。当時の人口は8014人で、松尾村全体(1万5048人)の半分以上を占めていたことなど、隆盛を極めた暮らしぶりに触れた。

 「柏台今昔物語」と題した総合的な学習は、昨年に続き2回目で今年は同地区にスポットを当てる。当時の住民から仕事や生活の様子を聞き取り調査し、実際の場所に足を運ぶ。北上川の環境保全を担う中和処理や植林活動を行う現在の姿と比較する。