陸前高田市は30日、東日本大震災の遺構として保存されている同市気仙町の旧気仙中校舎で、市民向けの内覧会を開いた。タピック45(旧道の駅高田松原)とともに1日から一般公開し、津波の威力と教訓を伝える。

 校舎は海から百数十メートルの距離で、3階建ての屋上を越える津波が襲来した。散乱するがれき、地震発生時刻で止まった時計など内部はほぼ当時のまま。市民らは各階を巡り、震災の記憶をたどった。

 震災遺構両施設の内部見学には有料ガイドの同行が必要。道の駅高田松原(熊谷正文駅長)は有料の散策ガイド、自転車ガイドツアーを1日から始める。市観光物産協会のパークガイドによる有料見学は今月下旬以降の開始を予定する。