一関市の藤沢町芸術文化協会(千葉輝喜会長)が地元住民らの寄稿作品を集めた年刊誌「文芸ふじさわ」が40号の大台に達した。今では人口8千人に満たない過疎地で連綿と年輪を刻んできた短歌や随筆、小説の数々。創刊40周年記念と題し、草創期から編集に携わる「生みの親」らがそれぞれの思いを寄せている。

 創刊号から40年連続で寄稿する伊勢八郎さんは「ふじさわ」誕生の経緯を回顧。同協会員につながる文芸愛好者を集めるためには「藤沢に根差した、おらあだの書ぐ文芸誌を創刊するごどでがす」と提案し「藤沢から芥川賞作家が輩出するかも」と仲間と語り合った思い出を記した。

 B5判、337ページで250部を印刷。一関市内の8図書館などに配布した。