2021.04.08

よみがえれ 江戸の酒 二戸市・南部美人、秘伝書に基づき仕込み

湯気が立ちこめる蔵で、蒸し上がった米の感触を確かめる久慈浩介社長(左)ら
湯気が立ちこめる蔵で、蒸し上がった米の感触を確かめる久慈浩介社長(左)ら

 江戸時代の酒造りがいよいよ復活-。二戸市福岡の酒造会社南部美人(久慈浩介社長)は7日、洋野町大野で見つかった酒造りの秘伝書に基づき、往時の手法で仕込みを行った。昔の日本酒を復活させる「南部藩・復刻酒プロジェクト」(布施かおり代表)の一環で、完成後に販売する。歴史を受け継ごうとする人たちの情熱とロマンが形になる。

 南部美人の蔵に、青森県十和田市で育てた無農薬米「亀の尾」を蒸し上げた湯気がもうもうと上がる。杜氏と蔵人が手作業で冷まし、計400キロほどを往時の手法に沿って木おけで仕込んだ。久慈社長によると、古文書に記されている米、水、こうじの割合は現在と大きく違い、水の割合が低い。

 同プロジェクトは、布施代表(57)が同町大野の実家、西大野商店にある土蔵の活用策を探ろうと始動した。

 720ミリリットル瓶で800本程度できる見込み。「国光正宗」の名前で6月ごろから同社や西大野商店で販売を予定している。

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 詳報は、4月8日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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