2021年度の岩手競馬は4日、奥州市の水沢競馬場で開幕した。初日発売額は前年比48.7%増の4億8013万円で、存続条件の単年度黒字に向けて好スタートを切った。売れ行きが好調なインターネット発売を追い風に、構成3団体(県、盛岡市、奥州市)から受けた融資の一部返済を2年連続で実行できるか注目される。

 同日は雨が降る中、午前10時半の開場を待つファン約150人が列を作った。場外発売所を含む全体の入場者数は1万266人で、19年度(8675人)を大幅に上回った。20年度は新型コロナウイルス感染症の影響で無観客だった。

 初日は岩手日報杯第46回スプリングカップなど11レースを繰り広げた。

 21年度の岩手競馬は、来年3月29日まで130日開催。従来の土曜開催を火曜に振り替えて「日、月、火曜」開催を基本とし、日本中央競馬会(JRA)のレースがない平日を増やすことでネット発売の売り上げ増を狙う。盛岡開催は6月27日に開幕する。