青森県弘前市の弘前公園は、全国有数の桜の名所として知られる。公園はかつて弘前藩・津軽氏の居城だった。最初に持ち込まれたと伝えられる桜は、藩士が京都から持ち帰ったカスミザクラの苗木とされている。

 明治に入り、廃藩置県後の荒廃を見かねた旧藩士の植栽などでソメイヨシノの数が大幅に増加した。戦後、公園を管理する市がリンゴ栽培を参考に老いた木をよみがえらせ、現在は52種類、約2600本が春の園内を彩る。

(東奥日報社提供)

 【アクセス】東北道大鰐インターチェンジから車で約25分。JR弘前駅から約2キロ。

 【問い合わせ】弘前市立観光館(0172・37・5501)へ。