2021.04.21

ジャンプ男子第23戦 陵侑 会心の大飛躍 通算19勝

 【スロベニア・プラニツァで運動部・斉藤大樹】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は25日、スロベニアのプラニツァでフライングヒルによる個人第23戦(ヒルサイズ=HS240メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)が合計452.5点で圧勝し、通算勝利数を日本男子最多の19として、スキーのW杯で複合男子の荻原健司と渡部暁斗(北野建設)に並んだ。

 1回目に235.5メートルを飛んで首位に立ち、2回目も244.5メートルの最長不倒をマーク。2連勝で今季3勝目を挙げた。

・・・(中略)・・・

 

安定感抜群 強さ復活

 シャンツェに勝利の雄たけびが響き渡った。今季3勝目を挙げた小林陵侑(土屋ホーム)は「苦しんできたシーズン。優勝は本当にうれしい」と2連勝の喜びをかみしめた。抜群の安定感でヒルサイズ前後の大飛躍をそろえ、スロベニア4連戦を最高の形で滑り出した。

 2回目は圧巻だった。スムーズな助走から下半身主導の踏み切りで高く飛び出した。吹きつける風に耐えながら体勢を保ち、地面から浮き上がるような飛行曲線を描いて飛距離を伸ばした。

 トップの目安となる緑のラインを越え、ヒルサイズを4.5メートルも上回る最長不倒の244.5メートルをマーク。着地でテレマーク姿勢を入れられなかったものの、優勝を確信して拳を握りしめた。自身が持つジャンプ台記録(252メートル)に迫り「もうちょっと行きたかったが(飛びすぎて)さすがにびびった」と苦笑いした。

・・・(以下、略)・・・

(斉藤大)