陸前高田市と岩手大は20日、本年度の広田湾の海洋調査を始めた。湾内を定点観測し、水産物の品質確保や生産性の向上につなげる。

 同大農学部で水産資源や海の環境を研究する後藤友明教授の研究室や、高田高海洋システム科の生徒ら計約20人が参加。調査船で湾内7カ所をめぐり、海水を採取してプランクトンの種類や水温、塩分濃度を調べた。

 調査は持続可能な漁業を目標に掲げる市が実施し、年度内に計12回を予定。気仙川や太平洋の影響を受け、季節で大きく環境が変化する広田湾を毎月観測する。