2021.04.02

女性船頭、別れの追分 一関・猊鼻渓舟下り、先駆者が引退

断崖を背に最後の「げいび追分」を歌う千葉美幸さん
断崖を背に最後の「げいび追分」を歌う千葉美幸さん

 「舟を浮かべてさおさせば」-。有終のげいび追分が砂鉄川の水面に響いた。一関市東山町の名勝、猊鼻渓の舟下り初の女性船頭として、観光客に親しまれた千葉美幸さん(47)=同町=が1日、最後の運航を終え、20年にわたる船頭生活にピリオドを打った。

 春の日差しに包まれた昼下がり。「きょうが最後の運航となります」と、手慣れたさおさばきで舟を出した。「カモが来ました。英語で呼んでください、カモンカモン」。ジョークで乗客の笑いを誘う。

 げいびレストハウスの事務職から志願して「男の仕事」船頭に。「女性がいなかったのでやってみたかった」。男性より2カ月長い5カ月の訓練を経て2001年9月にデビューした。

 さおを置き「半分ほっとした」と千葉さん。2日から乗船券販売などの窓口業務に移る。

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 詳報は、4月2日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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