砂浜を歩く人影が、10年ぶりに戻ってきた。東日本大震災の津波で大部分が失われ、県が人工再生した陸前高田市の高田松原海岸の砂浜は1日、一般開放された。松林再生に向けた植林も間もなく完了。市民らはかつての「白砂青松」に思いをはせ、波打ち際の砂を踏みしめた。

 高田松原は砂浜の約9割が消失。県は2018年度までに砂を搬入し、延長1キロ、幅30~60メートルを再生した。7月15日には海水浴場が11年ぶりに海開きする予定。約7万本が流失した松林は4万本の植樹が5月に完了する見通しだ。