東日本大震災後に陸前高田市が同市高田町で整備を進めてきた川原川(かわらがわ)公園(約3.9ヘクタール)が完成し今月、一般利用が始まった。川原川はかさ上げした中心市街地を流れ、川の流路は震災前とほぼ同じ。市民の憩いの場として整備した水辺公園で、県は河道の拡幅なども行った。17日に開園式があり、住民が待望の完成を祝う。

 事業は2012年度に着手。川原川の両岸に散策路やベンチを設け、「お花見広場」には桜を植樹した。氷上山を模した丘や、そり遊びができるのり面も整備。工事は今年3月末に完了した。

 川原川は氷上山を源流とし、古川沼に注ぐ7.6キロの河川。かつては沢ガニを捕ったり水浴びをするなど子どもの遊び場となった時代もあったという。

 開園式は17日午前10時から現地で行い、地元の子どもらがテープカットで完成を祝う。会場には、津波で被災した地元の川原会館に残っていた紅白幕を掲示する予定だ。