中国山西省出身の邢慧娟(けいけいえん)さん(26)は今春、陸前高田市気仙町の東日本大震災津波伝承館の中国語解説員として新たな一歩を踏み出した。

 留学した岩手大大学院で復興状況を学び、本県沿岸部を訪問する中で被災地に思いを寄せるようになった。中国と日本の懸け橋として防災の教えを伝えようと奮闘する。

 津波の被災規模を示す展示を見つめ、伝承館職員の説明に耳を傾ける。1日から研修を始めた邢さんは、解説員としての独り立ちを目指す。