2021.03.07

教訓伝える3基の石碑 釜石・箱崎町住民ら「忘れない」思い刻む

「忘れない」の文字が刻まれた津波記念碑。明治、昭和の三陸大津波に関する石碑と並び教訓を発信し続ける
「忘れない」の文字が刻まれた津波記念碑。明治、昭和の三陸大津波に関する石碑と並び教訓を発信し続ける

 大地震が来たら高台に避難し、絶対に命を守る-。釜石市箱崎町の地域住民らは東日本大震災の発生10年に合わせ、地区入り口の道路脇に津波記念碑を建立した。震災津波の到達地で、明治と昭和の三陸大津波に関する石碑2基が並ぶ。石碑の裏面には住民らの思いを込めた「忘れない」との文字を刻み、教訓を後世に発信し続ける。

 落成開眼式が6日現地で行われ、住民ら約50人が集まった。建立実行委員長の小川原泉さん(69)が「あの災害を忘れることなく、子々孫々に至るまでいつまでも語り継いでいく」とあいさつ。焼香して手を合わせ、災禍を繰り返さないことを誓った。

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