2021.03.05

両陛下 被災地思い続け オンラインで釜石、陸前高田お見舞い

天皇、皇后両陛下とオンラインで懇談する菊池のどかさん(右手前)と野田武則釜石市長(同奥)=4日午後4時38分、同市役所
天皇、皇后両陛下とオンラインで懇談する菊池のどかさん(右手前)と野田武則釜石市長(同奥)=4日午後4時38分、同市役所

 天皇、皇后両陛下は4日、東日本大震災発生10年を前に、住まいの赤坂御所で本県被災者6人をオンラインで見舞われた。震災被災者との交流は天皇陛下の即位後初めて。懇談した住民は両陛下からの温かい言葉を胸に、復興や教訓の伝承活動に歩み続ける決意を新たにした。

 釜石市と陸前高田市の各3人が両陛下と懇談。震災発生時に釜石東中3年で、釜石市鵜住居(うのすまい)町の震災伝承施設「いのちをつなぐ未来館」で語り部を務める菊池のどかさん(25)は当時の避難の様子などを紹介した。

 ねぎらいの言葉を掛けられ、菊池さんは「思いを寄せ続けてくれる気持ちを酌み取り、一生懸命にこの地で防災に取り組んでいく」と誓った。