2021.03.03

家族の元へ手掛かりを 山田で震災不明者捜索

泥をかき分けて行方不明者の手掛かりを探す釜石海保の職員
泥をかき分けて行方不明者の手掛かりを探す釜石海保の職員

 宮古署(金崎将樹署長)は2日、山田町船越の鯨と海の科学館東側にある入江田沼(いりえたぬま)で東日本大震災の行方不明者の捜索を始めた。がれきの撤去工事に伴い水を抜いて底が見えた沼を天候や状況に合わせて工事完了の15日まで随時捜索する。

 同署員や釜石海保の職員ら約40人が参加。捜索開始式で震災犠牲者に黙とうをささげ、金崎署長が「震災から間もなく10年となるが、何年たっても帰りを待ち続ける家族に寄り添っていく。全力で手掛かりに結びつく発見に努めてほしい」とあいさつした。

 強い風雨の中、署員らは時折深い泥に足を取られながらもレーキやスコップを使って丹念に捜した。

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