2021.03.28

北上市展勝地(北上市)=3月27日 10時~

里山の春を探して!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

一面に広がるセリバオウレンに感動!

 県内でも桜の便りが聞かれるようになりました。あの豪雪で必死に雪かきしていたのがうそのようにも思えます。

 一歩里山へ足を踏み入れてみますと、融雪と共にバッケの芽出しから始まり、気づけばオオイヌノフグリやヒメオドリコソウなど多くの山野草(雑草)が動き出していました。

 今回は展勝地周辺を探索してみました。

 春の妖精といわれる植物たちの姿が見られました。

 セリバオウレンがピークを迎え、多くの人たちが観察に訪れていました。セリバオウレンの雄花、両性花、さらには変種の花まで見られました。また、ミチノクフクジュソウの金色の群落やアズマイチゲやキクザキイチゲ、ミズバショウの開花もあちこちで見られ、一部ではカタクリ開花の情報もありました。早春の花木、マンサク、アブラチャン、ウグイスカグラ、ナニワズなどの開花も見られるようになりました。

 また、冬鳥として渡来した鳥たちの姿も確認することができました。この冬には、ルリビタキ、トラツグミ、クロジ、ミヤマホオジロなどの姿もありました。この日は、イスカやアトリの姿も確認できました。ルリタテハチョウやアカタテハチョウの動きもありました。

 日ごと暖さが増すとともに、桜のつぼみの膨らみも大きくなるのを感じられました。

 今後ますます、多くの動植物の動きが活発となりましょう。屋外活動が楽しみですね。

セリバオウレンが一面に観られました!
セリバオウレンの変種、萼(がく)がピンクに染まっています!
ショウジョウバカマも咲き出していました!
シュンラン見頃でした!
早春の花ナニワズ、魅せてくれました!
ミズバショウも見頃を迎えています!
アブラチャンの見頃はこれからですね!
イスカが水を飲みに舞い降りてきました!
ルリタテハも春の陽光を浴びていました!