盛岡市の70代女性が現金約180万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったとして、盛岡東署は警戒を呼び掛けている。

 同署によると8日、女性の経営する会社兼自宅に架空の融資会社から「低金利で数百万円から数千万円を融資する」という内容の文書がファクスで届いた。女性は会社の資金などに充てようと、添付された申請書に電話番号などを記入して返送した。

 10日に同じ会社をかたる男から女性に電話があり「保証会社に手数料を支払う必要がある。後で返金する」として指定の口座に30万円を振り込むよう指示し、女性は翌11日、現金を振り込んだ。

 男は同日以降も「担保金を支払う必要がある」「振り込まれた金額が間違っている」などと計4回にわたり金銭を要求。女性は17日までに計約180万円を振り込んだ。その後、男と連絡が取れなくなり、不審に思い仕事仲間に相談。詐欺であることを指摘され被害に気付いた。