東日本大震災の被災地に絵本を届けてきた3・11絵本プロジェクトいわて(盛岡市、末盛千枝子代表)は、2020年度で活動に幕を下ろす。21日は同市愛宕町の市中央公民館で記念講演会が開かれ、末盛代表(80)が子どもたちに希望を与えてきた10年間の歩みに思いをはせた。

 末盛代表は、自身の経験した大切な人との突然の別れや活動のきっかけ、思い出深い絵本などを紹介。その上で「絵本というのは最終的には希望を語るもの」と強調した。同日は10年の歩みを振り返る展示会も開かれ、活動の様子を伝える資料に来場者が見入った。