陸前高田市高田町 会社員 山崎 正之さん(58)

 避難所にいた時に、その人が来ました。

 「規模の小さい避難所を探してきました。もし良かったら、私の打ったそばを食べませんか」。もちろん断る理由もありません。岡山から一人で来てくれました。あの時のそばがおいしくておいしくて…。

 ボランティアさんの気持ちに感謝。出会いに感謝。ありがとうを言いたいです。

 私は感銘を受け、そば打ちを始めました。仮設住宅で始めたそば打ち。今も継続しています。10年たちますが、あのときのそばの味が忘れられません。その気持ちを忘れず、これからもそば打ちを続けていきたいと思います。