自動車用鋼管で東北最大手のカノークス鋼管北上(北上市相去町、資本金8千万円、小河正直社長)は、生産を自動化する高性能レーザー加工機を東北で初めて導入した。生産時間が従来の4分の1になり、一度の作業で小型車5千台分もの部品生産が可能に。トヨタ自動車が東北で強化する小型車の量産や新車種の投入への対応力が高まる。

 自動車用鋼管は運転席周りの計器盤の部品で、新たな加工機は3次元ソフトウエアと連動し、複雑な形状で精密に加工できる「ファイバーレーザー」を搭載。切断や穴開けなど従業員が関わっていた一連の作業が自動となった。次の工程へ部材を移す労力もなくなり、人手を中心とした従来のシステムに比べて品質や精度も向上した。