県議会2月定例会は18日、予算特別委員会を再開し、農林水産部を審査した。県は、県内の産業動物獣医師の地域別の偏在状況について、遠野・沿岸(宮古市以南)地域では、獣医師1人当たりの牛の診療対象頭数が約1200頭と県平均(1人当たり約千頭)を大きく上回るとの試算を示した。全体の人数が減少している上、内陸部に偏っている傾向で、負担軽減へ人員の確保策が急務だ。

 県によると、獣医師の偏在は、地域別の牛の頭数を、主に牛を診療する獣医師の人数で割って試算した。遠野・沿岸地域は、小規模農家が広範囲に点在するために往診の負担が大きい。一方、内陸部では獣医師1人当たり700頭台~900頭台で県平均を下回る地域がほとんどだ。