宮古市は東日本大震災の発生から10年の11日、日本海溝・千島海溝地震による津波の浸水想定拡大や新型コロナウイルス感染症を踏まえた避難訓練を行った。住民はあの日を思い起こし、高台で命を守る意識を高めた。

 訓練は午前6時ごろ、三陸沖を震源とする地震により大津波警報が発令された想定で実施。同市赤前では、地元消防団が自動閉鎖する水ひ門の安全確認や避難誘導に当たり、住民約80人が高台にある赤前小へ避難した。

 コロナ対策避難所として開設された同校体育館では▽検温や手指消毒▽体調不良者用の間仕切りや簡易ベッド設営▽密集回避のため床にテープを貼り2メートル四方確保▽炊き出し代替として備蓄の水や食料配布-などを実施した。