東日本大震災から10年の節目を迎え、東北を本拠地とする楽天は11日、静岡県草薙総合運動場野球場でロッテとオープン戦を行い、試合前に1分間、黙とうをささげた。球場には半旗が掲げられ、楽天に米大リーグから8年ぶりに復帰した田中将大投手、震災で父と祖父母を亡くしたロッテの佐々木朗希投手(大船渡高)らが哀悼の意を込めた。

 楽天一筋16年目で普代村出身の銀次内野手(盛岡中央高)は「一生忘れてはいけない」と胸に刻んで試合に臨んだ。六回2死二塁の打席では全力疾走して遊撃内野安打をマークし、次打者の二塁打で生還。「いい姿がしっかりと見せられるように、引き続き全力で戦いたい」と決意を語った。