東日本大震災で殉職した陸前高田市消防団高田分団第1部の団員11人の鎮魂碑が10日、同市高田町のかさ上げ地に完成した。尊い団員の生きた証しを残そうと動いたOBや遺族らが供養法要を営み、教訓の伝承を誓った。

 市中心部のかさ上げ地の一角、第1部屯所の跡地に近い現地で、15人ほどが参列。津波に耐えて残った火の見やぐらの半鐘が11回鳴らされる間、目を閉じて一人一人を思った。

 団員は地震直後から避難誘導に当たり、半数が犠牲に。OBの新沼光也さん(66)=高田町=ら有志が昨年11月、建立発願者会を設立。クラウドファンディングで設置費用を募り、寄付金も合わせて約230万円が集まった。