岩手日報社とIBC岩手放送が共同制作しているウェブサイト「碑(いしぶみ)の記憶」が、デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー2020/第26回AMDアワードのリージョナル賞を受賞する。主催するデジタルメディア協会が9日発表した。同賞は地域に根ざした優れたデジタルコンテンツなどを表彰し、県内からの受賞は初。

 「碑の記憶」は2018年10月開始の本紙連載。1896(明治29)年の三陸大津波以降の津波の被害と教訓を伝える石碑や、東日本大震災の遺構を地域住民の伝承の取り組みと共に紹介している。11日付の最終回までに全82回掲載する。

 19年にIBCと共同でホームページ(HP)を開設し、石碑や遺構の仮想現実(VR)映像を掲載。グーグルニュースイニシアチブの協力で、県内の津波石碑を網羅したデジタルマップや石碑周辺の状況が分かる3D地図動画も紹介している。