宮古高生版「るるぶ」 地元の魅力PR、市と連携し特別編集

宮古市は、同市宮町の宮古高(遠藤拓見校長、生徒660人)の1年生152人と連携し、JTBパブリッシング(東京都)の観光ガイドブック「るるぶ」の特別編集版を製作した。同市への移住と定住が目的で1月に発行。生徒は事業者や市職員に取材を重ね、自分たちが育った地域を高校生の視点でまとめた。
2万部を発行し、県内外で無料配布する。宮古市や県の施設で入手できる。同市内の高校1年生には定住の資料として配られた。同社によると「るるぶ」を使った自治体のPR事業で高校の教育カリキュラムと連携する試みは初めて。