東日本大震災発生から10年を前に、岩手日報社など全国の地方紙が展開した連携プロジェクト「#311jp」の防災アンケートで、津波避難の教訓「津波てんでんこ」を聞いたことがない人が38・3%に上ることが分かった。南海トラフ巨大地震や日本海溝・千島海溝地震による大津波が想定される中、震災の教訓が伝わっていない現実が浮き彫りとなった。

 「聞いたことがない」は岩手、宮城、福島の被災3県では13・3%だったが、3県以外では41・0%に上り、認知度は3倍の開きがあった。