2021.02.02

「鬼死骸村」広めたい 一関・真柴地区、 「鬼滅」人気あやかる

取り組みのシンボルとして整備した鬼死骸停留所。木製テーブルや記念スタンプも用意した
取り組みのシンボルとして整備した鬼死骸停留所。木製テーブルや記念スタンプも用意した

 地域に伝わるユニークな地名を広めたい-。一関市の真柴まちづくり協議会(熊谷昭三(あきみ)会長)は、同市南部の真柴地区に存在した「鬼死骸(おにしがい)村」を発信する地域おこし事業に取り組んでいる。観光客向けの案内板を設置し、かつての路線バスの停留所を地域の憩いの場になるように整備した。漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の人気にあやかり、知名度アップをもくろむ。

 同協議会によると、真柴地区は平安時代、坂上田村麻呂が豪族の族長を退治し、その亡きがらを埋めた言い伝えから鬼死骸村と呼ばれるようになった。1875(明治8)年に鬼死骸村と牧沢村が合併し、真柴村が誕生。電信柱には鬼死骸の名前が今も残る。同地区には寺や神社、石碑が点在。「鬼石(おにいし)」と呼ばれる大きな石の下には族長の亡きがらが埋葬されているとされる。

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