2021.02.19

厳寒 和紙守る心束ね 花巻・東和で原料コウゾ乾燥作業

和紙の材料となるコウゾの乾燥具合を確認する青木一則さん
和紙の材料となるコウゾの乾燥具合を確認する青木一則さん

 花巻市東和町の成島和紙工芸館で、和紙の原料となるコウゾの乾燥作業が行われている。

 日本最北の和紙とされる成島和紙は、朝晩と日中の寒暖差があり水温が下がる厳冬期に作業する。17日は地域唯一の後継者である青木一則さん(58)と母のテイさん(84)が、皮を剥いだコウゾを次々と外に干し、連なった黒皮と白皮の束が寒風に揺れた。

 今季は1月下旬から作業を開始。クワ科の落葉樹であるコウゾを約80センチに切り分け、釜でふかして手作業で樹皮から黒皮を剥ぐ。その後、黒皮を剥いでできた白皮をひもで縛り軒下で約3カ月間天日干しする。

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