国立天文台などの研究チームは、水沢VLBI観測所(奥州市)の天文学専用スーパーコンピューター・アテルイⅡを使った大規模なシミュレーションにより、観測された銀河から時間をさかのぼって宇宙初期の状況を推定する解析法を開発した。観測と組み合わせることで、ビッグバン以前の宇宙初期の謎を解き明かすことが期待される。

 アテルイⅡは、スーパーコンピューター・アテルイの後継機として2018年6月から運用開始。18年度は75件、19年度は107件の国内外の研究者の論文に使われている。