弦の音色 心潤す 諏訪内さんら釜石で演奏会

世界的バイオリニストの諏訪内(すわない)晶子さんと、ピアニスト阪田知樹さんの訪問演奏会は12日、釜石市の鵜住居小(堀村克利校長、児童144人)と釜石東中(米慎司校長、生徒107人)で開かれ、全校児童生徒はたえなる調べを味わった。
2人はパガニーニ作曲「ラ・カンパネラ」やサンサーンス作曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」の名曲を披露。児童生徒は心潤うひとときを体験した。
演奏後、児童の「なぜ、そんなにうまいのですか」との質問に、諏訪内さんは「毎日練習すると少しずつひけるようになる。興味を持って、好きなことを追求することが大切」と笑顔で答えた。