平泉町平泉の毛越寺(藤里明久貫主)は、新年を彩る和紙の造花「八重桜」作りを行っている。装飾のほか、国指定重要無形民俗文化財・延年舞で舞い手がかぶるかさにも使われる。明るい新年を願い、8日も職員が心を込めて作業した。

 八重桜は、縁を紅色に染めた和紙を使い、のりで貼り合わせて花の形を作る。9日までに約300個制作し、約1.5メートルの桜の枝に結び付けて仕上げる。年末に同寺の常行堂(じょうぎょうどう)や開山堂に飾る予定。来年1月20日の二十日夜祭で奉納する延年舞「田楽」でも使う。