2021.12.05

洋上、欠ける太陽 しらせで部分日食観測

観測船しらせから見られた部分日食=4日午後2時20分ごろ、南大洋(減光フィルター使用)
観測船しらせから見られた部分日食=4日午後2時20分ごろ、南大洋(減光フィルター使用)

 【しらせで報道部・菊池健生】第63次南極地域観測隊(牛尾収輝(しゅうき)隊長)を乗せた観測船しらせ(酒井憲艦長)から4日、太陽の一部が欠けて見える「部分日食」が確認された。しらせは11月末にオーロラを初確認しており、往路から天体ショーが続く。

 南緯60度付近を航行中の午後1時半ごろから太陽が欠け始め、同2時20分ごろに食が最大となった。隊員らは艦橋から確認。約1時間半にわたる貴重な機会を共有した。

 部分日食は、太陽の前を横切った月により、一部が隠される現象。国立天文台のホームページによると、同日は南極付近で皆既日食が観測されると予想されていた。しらせは南進を終え、現在は昭和基地方向に向かって大陸に沿うように南緯60度付近を西進している。

 

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