2021.12.04

岩手史の特異性ひもとく 県立博物館、県内外の遺跡や土器紹介

長興寺Ⅰ遺跡から出土した後北式土器(手前)と赤穴式土器(奥)。同じ遺跡から見つかったが、つくりの質には大きな差がある
長興寺Ⅰ遺跡から出土した後北式土器(手前)と赤穴式土器(奥)。同じ遺跡から見つかったが、つくりの質には大きな差がある

 県立博物館テーマ展「教科書と違う岩手の歴史 岩手の弥生~古墳時代」は、盛岡市の同館で開かれている。大陸からの稲作伝来が画期とされる時代、朝鮮半島から遠く、寒冷だった東北北部ではどのような歴史が刻まれていたのか。県内外の遺跡の出土品などからひもとく。

 テーマ展は7章構成。九戸村の長興寺Ⅰ遺跡から同時に出土した「地元産」の赤穴(あかあな)式と北海道の後北(こうほく)式土器や、稲作の導入で栄えた北九州地方の巨大な甕棺(かめかん)などを展示し、岩手の弥生~古墳時代の特異性を知ることができる。最北の前方後円墳、角塚(つのづか)古墳があり、例外的に稲作が行われていた可能性が高い奥州市胆沢の遺跡も紹介している。

 来年2月6日まで。午前9時半~午後4時半。月曜(祝日の場合は翌日)と12月29日~1月3日休館。一般310円、学生140円、高校生以下無料。問い合わせは同館(019・661・2831)へ。

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 詳報は、12月3日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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