2021.12.26

県内の繁殖用雌豚129頭を殺処分へ 出荷元の宮城で豚熱

 宮城県は25日、丸森町の養豚場で豚熱(CSF)の感染が確認されたと発表した。この養豚場からは繁殖目的などで計11県に豚や豚の精液を出荷しており、農林水産省は発生元の約7千頭と出荷先の約900頭を殺処分すると発表。本県では、盛岡市の養豚場1カ所に精液が搬入され、人工授精をした繁殖用雌豚129頭を殺処分する。

 県は同日、対策本部(本部長・達増知事)を設置。同市の養豚場に職員を派遣し、防疫作業に着手した。27日までに終え、原則4週間程度は飼養豚などの移動を制限し、異常の有無を確認する。県内で豚熱の影響による殺処分は初めて。

 本県では感染予防のため、7月に豚熱ワクチン接種を開始。約3カ月で県内135養豚場、約40万頭分の接種が完了している。25日時点で死亡豚の増加などの異常は確認されていない。感染拡大のリスクは低いとみて、国の指針に基づき移動制限区域や消毒ポイントは設けない。

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 詳報は、12月26日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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