【東京支社】真空技術を用いた製品などが一堂に会するVACUUM(バキューム)2021真空展は1日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。県が国際リニアコライダー(ILC)計画を展示で紹介している。

 県ILC推進局などが特設ブースを設け、ILCに関するパネルや実験に使用される機器の部品サンプルを展示。加速器には超伝導技術や真空技術など高度な技術が必要とされ、来場者は熱心に見入った。

 ILCは岩手、宮城両県にまたがる北上山地(北上高地)が建設候補地とされ、日本政府が誘致の可否を検討中。ブースでは、誘致が実現すれば国際学術研究都市の形成や関連産業の集積が進み、東日本大震災からの復興にもつながることを発信する。

 日本真空工業会など主催で、3日まで。同局事業推進課の小沢亮直(よしなお)主事は「ILCについて多くの人に関心を高めてほしい」と期待した。