2021.12.10

流氷、南極海に広がる絶景 しらせ南極海航行

流氷域を進む観測船しらせ=9日午前9時44分、南極海・リュツォ・ホルム湾沖
流氷域を進む観測船しらせ=9日午前9時44分、南極海・リュツォ・ホルム湾沖

 【しらせで報道部・菊池健生】第63次南極地域観測隊(牛尾収輝(しゅうき)隊長)を乗せた観測船しらせ(酒井憲艦長)は9日、流氷域に入った。日本から1万4千キロ離れた昭和基地まであと少し。長い航海の末にたどり着いた南極海に広がる絶景を隊員たちは感慨深げに見つめた。

 しらせは同日午前1時36分(日本時間同7時36分)、南緯65度、東経41度のリュツォ・ホルム湾沖の流氷域に突入。海氷がパズルのように海面を覆う。海氷は大きなもので幅20メートル以上。船がぶつかると、甲板に大きな音が響いた。

 63次越冬隊員の金重(かねしげ)真実(まさみ)さん(33)=三機化工建設、北海道函館市出身=は「氷の白と海の青色のコントラストが美しい。いよいよ南極に来たという感じがする」と気持ちを新たにしていた。

 しらせは12月中旬に昭和基地沖に接岸する予定。

 

関連リンク