花巻市湯本の大日尊白山神社に安置されている2体の木造大日如来坐像(ざぞう)の修復作業出発式は21日、同神社で行われ、参加者は作業の無事を願って送り出した。

 地域住民ら約30人が参加。神事の後、2体を丁寧に解体し、トラックに積み込んだ。

 2体は1389(嘉慶3)年と1700(元禄13)年にそれぞれ制作された。2006年に県有形文化財に指定されたが、ともに約300年間、大規模改修が行われておらず、虫食いなどによる損傷が激しいことから修復することになった。

 京都市在住の修復家那須川善男さん(48)が作業を担当し、23年度内の完了を見込む。