2021.11.02

壮大、伝統の曲がり屋 千葉家保存工事見学会

壮大な骨組みの曲がり屋の屋根。来年度からかやぶき工事が本格化する
壮大な骨組みの曲がり屋の屋根。来年度からかやぶき工事が本格化する

 遠野市綾織町の国指定重要文化財・千葉家住宅で10月31日、保存修理工事の見学会(市主催)が開かれ、参加者は地域を象徴する曲がり屋の歴史と価値を改めてかみしめた。

 担当の市職員らが市内外から訪れた約100人を案内。地盤改良を施し完工した石垣や土蔵、180年以上前の完成とされる母屋の曲がり屋などを回った。

 曲がり屋は来年度から屋根を葺(ふ)くため、木材が縦横に細かく組まれた壮大な骨組みを間近で見られる最後の機会となった。定期的に見学に訪れる花巻市東和町の農業千葉隆典さん(64)は「見事の一言。工事も順調のようでほっとしている」と声を弾ませた。

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