第74回岩手日報文化賞・体育賞は、文化賞1人2団体、文化賞奨励賞1人に決定しました。体育賞は5人、体育賞・希望は1人、体育賞・未来は3人と1組の計5人に贈ります。贈呈式は11月3日、盛岡市愛宕下の盛岡グランドホテルで行います。同文化賞・体育賞は1948年に制定。選考委員会(委員長・東根千万億(ちまお)社長)で審査し、社会、学術文化、産業経済、体育の各分野で顕著な業績を上げた個人または団体を顕彰するものです。

(11月2日、追記)

 岩手日報社は、全日本合唱コンクール全国大会高校部門で、最高賞の文部科学大臣賞に輝いた盛岡四高音楽部に第74回岩手日報文化賞奨励賞を贈ることを決めました。

 

NPO法人高田松原を守る会(陸前高田市、鈴木善久理事長)

 NPO法人高田松原を守る会(陸前高田市、鈴木善久理事長)は、2011年の東日本大震災以前から名勝高田松原の景観保全に取り組んできました。震災で「奇跡の一本松」を除く約7万本のマツが流失した後、国内外のボランティアらの支援を得て再起。名勝復活に向けた大規模な植樹活動を展開しました。

高田和徳さん(一戸町、御所野縄文博物館長)

 高田和徳さん(一戸町、御所野縄文博物館長)は、同町の御所野遺跡の調査に当初から関わり、御所野縄文博物館と史跡公園の整備、縄文建物の実証的復元などに携わってきました。同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は今年7月、世界文化遺産に登録され、大きな役割を果たしました。

盛岡セイコー工業(雫石町、林義明社長)

 1970年に創業した盛岡セイコー工業(雫石町、林義明社長)は、腕時計部品の加工から完成品の組み立てまで一貫して行っています。20年7月には「グランドセイコースタジオ雫石」を開設し、現代の名工らが機械式時計の最上位ブランドを製造。ものづくり文化の発信にも努めています。

岡本梨奈さん(北上・上野中3年)文化賞奨励賞

 文化賞奨励賞は、岡本梨奈さん(北上・上野中3年)が選ばれました。岡本さんは20年11月、横浜市で開かれた全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門中学校の部で1位に輝きました。

盛岡四高音楽部 文化賞奨励賞

 全日本合唱コンクールは今年で74回の歴史があり、高校部門は10月30日に大分市で開かれました。同音楽部は女声合唱で、12団体が出場したAグループ(8~32人)の頂点に立ちました。文部科学大臣賞受賞は今回が初めてです。

 【体育賞】

 ▽松沢優花里(ゆかり)さん(26)=サンエスコンサルタント

 第76回スケート国体スピード成年女子1000メートル優勝

 ▽吉田雪乃さん(18)=盛岡工高-寿広

 第70回スケートインターハイスピード女子500メートル優勝、第76回スケート国体スピード少年女子500メートル優勝

 ▽工藤佳太さん(平舘高1年)

 北信越インターハイ相撲個人体重別戦100キロ級優勝

 ▽吉田求(もとむ)さん(宮城・仙台大明成高3年、盛岡・大宮中出)

 北信越インターハイ体操男子種目別鉄棒優勝

 ▽南舘日奈太(ひなた)さん(盛岡三高2年)

 第16回全国高校なぎなた選抜大会男子個人試合優勝

 【体育賞・希望】

 ▽小野寺萌恵(もえ)さん(盛岡となん支援学校高等部3年)

 第32回日本パラ陸上選手権女子100、400、800メートル(脳性まひT34=車いす使用)優勝、ジャパンパラ大会女子200メートル(同)優勝

 【体育賞・未来】

 ▽高橋美月(みづき)さん(盛岡・城西中3年)

 全国中学校体育大会陸上女子走り高跳び優勝

 ▽長根慎人(まなと)さん、鈴木煌(こうき)さん=洋野・中野中3年

 全国中学校体育大会ソフトテニス男子個人優勝

 ▽女ケ沢綜磨(めがさわ・そうま)さん(一戸中3年)

 第29回JOCジュニア五輪カップ全国中学生なぎなた大会男子個人試合優勝

 ▽葛巻福春(ふくはる)さん(北上・上野中-北海道・小樽双葉高1年)

 JOCジュニア五輪カップ全日本ジュニアスキー選手権アルペンK2(中学1年~高校1年早生まれ)男子回転優勝

岩手日報社