2021.11.18

しらせ、赤道通過 記念行事で安全を祈願

「赤道門」のモニュメントをくぐり、今後の安全航行を願う観測隊員たち=17日午後、インドネシア沖
「赤道門」のモニュメントをくぐり、今後の安全航行を願う観測隊員たち=17日午後、インドネシア沖

 【しらせで報道部・菊池健生】第63次南極地域観測隊(牛尾収輝隊長)を乗せた観測船しらせ(酒井憲艦長)は17日、赤道を通過した。船上では記念行事が催され、隊員たちが航海の安全を願った。

 インドネシア沖を航行中のしらせは午後2時40分(日本時間同3時40分)ごろ、赤道を通過。船内アナウンスで知った隊員から拍手が起こった。甲板では、通過日に合わせた恒例行事「赤道祭」を開催。用意したモニュメント「赤道門」を観測隊員や自衛隊員がくぐり、安全を祈願した。

 牛尾隊長は「大きな節目を無事に迎えられ、ほっとしている。隊の活動は始まったばかりだが、これからも元気で安全に仕事をしていきたい」と気持ちを新たにした。

 赤道祭は、赤道付近の風の弱い海域が帆船の難所だったため、船乗りが安全航行を祈ったことが始まりとされる。

 しらせは24日ごろにオーストラリア・フリマントルに到着し、補給後に昭和基地へ向かう予定。基地到着は12月中旬の見込み。

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