全国の新聞、通信、放送各社が加盟する日本新聞協会は17日、第74回新聞大会を盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホールで開く。協会と各社の幹部ら約320人が参加。東日本大震災の発生から10年の節目の年に、災害報道におけるメディアの役割や新聞界が抱える課題について議論する。

 本県での開催は1982年以来、39年ぶり2回目。岩手日報社が協力する。新型コロナウイルス感染防止のため、例年より規模を縮小して実施する。

 式典では大会決議の採択や、新聞協会賞の授賞式が行われる。国立天文台水沢VLBI観測所(奥州市)の本間希樹(まれき)所長が「岩手発ブラックホール行き!銀河鉄道の旅~最先端天文学研究から科学コミュニケーションまで」と題して記念講演する。

 「報道は災害にどう向き合うのか」「これからの新聞社経営を探る」をテーマにした研究座談会は、協会長の丸山昌宏毎日新聞社社長がコーディネーターを務め、朝日新聞、岩手日報、中国新聞の3社の社長が討論する。

 大会関連行事として、岩手日報社主催の「東日本大震災10年~被災3県4紙記者座談会」も同日開催する。

 新聞大会は毎年、「新聞週間」(10月15~21日)の中心行事として開催。今年の新聞週間の代表標語は「答えなき 時代のヒントを 探る記事」。

岩手日報社