2021.11.16

レイテ沖海戦の戦没者に祈り しらせ、フィリピン沖で慰霊祭

レイテ沖海戦の戦没者に黙とうをささげる観測隊員としらせ乗員=14日午前9時39分、フィリピン沖
レイテ沖海戦の戦没者に黙とうをささげる観測隊員としらせ乗員=14日午前9時39分、フィリピン沖

 【しらせで報道部・菊池健生】南極・昭和基地を目指して航行中の観測船しらせ(酒井憲艦長)は14日、フィリピン沖で第2次世界大戦のレイテ沖海戦の洋上慰霊祭を行った。しらせ乗員と乗船する第63次南極地域観測隊(牛尾収輝(しゅうき)隊長)が戦没者に祈りをささげた。

 乗員、観測隊員の計約150人が甲板に整列した。気温30度、強い日差しの下、酒井艦長が「英霊が安らかに眠られんことを謹んでお祈り申し上げる」と述べ、牛尾隊長と一緒に花輪を海に投下。参加者全員で黙とうをささげた。

 レイテ沖海戦は1944年10月、日本の連合艦隊が戦力をほぼ失う壊滅的な被害を受けた戦い。多くの戦死者を出した。

 しらせの航海は順調。今後は赤道を通過し、24日ごろオーストラリア・フリマントルに到着予定。補給後に昭和基地へ向かう。

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