八幡平・柏台小(田村勝校長、児童36人)は5日、八幡平市柏台の同校で岩手の災害の歴史をテーマに岩手日報の出前講座を受講した。4年生5人が新聞記事を読みながら明治から平成まで本県で起きた主な災害をたどり、教訓を学んだ。

 1896(明治29)年の明治三陸地震津波、1933(昭和8)年の昭和三陸地震津波、2011年3月11日の東日本大震災。本県沿岸部は何度も津波の被害を受けてきた。

 東日本大震災の翌日の紙面から「大津波 街のみ込む」「列島覆う恐怖」など大きな見出しと被災地の写真を見て、被害の大きさを読み取った。児童は地震が起きたら自ら進んで避難する「津波てんでんこ」の教訓を胸に刻んだ。

 児童は自分が住んでいる地域の災害に視点を移し、岩手山の噴火への備えを話し合った。防災マップを見ながら「危険なところはどこか」「避難するにはどうすればいいか」と議論した。柴崎敦雅(たいが)君は「災害はいつ起きるか分からない。普段から逃げる道を確認しておくようにしたい」と意識を高めた。